キャリアパスとコンセプチュアルスキル

インフラエンジニアの方は、経験を積んでいくことで「もっとキャリアパスを実行していきたい」と考えている方が多いと思います。経験が増えれば増えるほど、できることも増えてくることになりますから、「もっと、仕事の幅を広げていきたい」と考えることは当然のことでしょう。仕事の幅も広がれば、それだけ活躍の場も広げることが出来ますからね。

では、インフラエンジニアのキャリアパスに必要となるコンセプチュアルスキルについて、ご紹介しましょう。コンセプチュアルスキルと聞いて、ピンとくる方は少ないかもしれません。コンセプチュアルスキルとはどういったものかというと、今持っている自分の知識や情報を自分で体系的に合わせ、物事の本質を把握するという能力のことを言います。「どうして、こういったスキルが必要なのだろう?」と思われる方もいると思いますが、インフラエンジニアとして活躍していくと、そのうちプロジェクトマネージャーという立場になる可能性もあります。プロジェクトマネージャーとなれば、当然責任が大きくなり、問題が起きた時にはどういった解決策があるのか、どういった応用をすれば良いのかなど求められることになります。そんな時、コンセプチュアルスキルが身に付いていれば、焦ることなく冷静に対応することが出来るのです。

また、コンセプチュアルスキルが身に付いていれば、設計を行う際にも一部だけではなく、全体を通して把握することができ、よりクライアントの意向にあった設計をすることも可能になります。
インフラエンジニアとしてキャリアパスをするためには、上の立場になった時に役立つスキルなども身に着けていくことが必要です。コンセプチュアルスキルを身に着けておくことで、いつキャリアアップしても即座に頼れる存在になることができるのです。

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